JR天理駅のホーム。ここに来るのは20年ぶりではなかろうか。
大和路線はこんな感じ。
車内はローカル感が満載で、天井に扇風機もある。
JRの車窓より。いかにも奈良らしい風景。
ビニルハウスも日常の光景だ。
出ました、かつてのJR奈良駅。高架工事に伴って、閉鎖されているらしい。
奈良交通は鹿がトレードマーク。こういうバスに乗って奈良公園に向かった。
リニアモーターカーの広告。まるで大仏が車体を狙っているかのようだ。
そして奈良公園に到着。いきなり鹿だらけ。
これでも天然記念物です。
もちろん、足下には鹿のフン。
奈良公園のオモチャといえば、ビニールの鹿。車輪がついており、引っ張っている子供をよく見かける。もちろん私も幼き頃は引っ張っていた。
子供は鹿の恐ろしさを知らない。
鹿せんべいを手にした人を見るや、やつらはどこまでも追いかけてくる。
鹿ウォッチをしていると、いつの間にやら東大寺境内に入っていたようだ。
遠くに見えるのは南大門。
近くにいるのは鹿。
ほら、やつらは危険な存在なのだ。寝ているからといって油断してはいけない。
とにかく、そこらじゅうにいる。記憶の中の奈良公園には、こんなに鹿はいなかったのだけど。
世界遺産になったので、石碑ができていた。
南大門が近づいて来た。
この巨大さをわかっていただけるだろうか。柱の直径は2mだそうな。
待ってました! 南大門を守っている金剛力士像。まずは阿形、慎重8.42m。
こちらが吽形、慎重8.45m。いずれも国内最大の木彫である。
美しくて力強くてかっこいい。何度見てもほれぼれする。これを見るためだけに奈良に来てもいいぐらいである。
さて、せっかくなので大仏殿にも行ってみよう。中庭から眺めた金堂こと大仏殿。
桜と大仏殿、もう一枚。
世界最大規模の木造建築物。子供の頃は、そのすごさを理解できなかった。
これも国宝の金銅八角灯籠。
日本最古のものらしい。最大とか最古とか、そんなものだらけ。
大仏の左に鎮座するのは虚空蔵菩薩。とってもゴージャス。
金色に輝いているが、木造である。
一応、大仏も。大仏は近くに寄れないので淋しい。
反対側には如意輪観音菩薩。やはりゴージャス。
逆光が美しい。
反対側より。
朱塗りの柱が立ち並ぶ。右側のキンキラが、虚空蔵菩薩の後光である。
四天王より、西北を守る広目天。
筆と巻物を持っている。
千里眼だそうで、なんでもお見通し。
東北には多聞天がいる。宝塔と三叉戟を持っている、勇ましい姿。
別名は毘沙門天。甲冑もいかめしい。
出た! 茜丸の鬼瓦! なんのことかわからない人は『火の鳥・鳳凰編』を読むこと。
これも鬼瓦。
大仏の両脇に飾られている青銅の花瓶。同じく、青銅の蝶がとまっている。
子供の頃から、この蝶が好きだった。
よく見ると、脚が8本ある。これは東大寺の謎の一つらしい。
大仏両脇の柱。
とにかく、なんでも見上げる大きさなのだ。
そろそろ大仏ともお別れの時間である。次に会えるのはいつだろう。
大仏殿の入り口を真下から見上げる。
小鬼が線香を支えている。私も1本お供えしてきた。
中庭の両脇にある二つの門のひとつ、西楽門。
中庭より東回廊を眺めた様子。
そこらじゅうで桜が咲いていて嬉しかった。
東回廊そのもの。こういうのが中庭をぐるりと囲んでいる。
突如出没したレトロな画面。観光地にお約束のメダル打刻マシンである。
外から大仏殿を眺めてみた。
大仏殿の周囲の回廊が見える。
小山を上って二月堂に向かいます。
すぐに鐘楼が見えて来た。いかにもな土産物屋がある。
木蓮かと思いきや、アレキサンドリアという花らしい。
両手に余るほどの大きい花です。
二月堂への道中にあった甘味屋。ひとつぐらいゲテモノ味があってもいいのに。
5分も上れば二月堂エリアに到着。
鹿も参道を上っております。
生き物だけに、絵になるタイミングを狙うのは難しい。
各段ごとに石段の模様が違って面白い。
二月堂そのものに到着。ちょっと茶屋で休憩しましょう。
お抹茶とわらびもちをいただきます。
天気もよくて、いい気分です。
手水にはいかつい龍がおります。
二月堂からは、こんな感じで奈良市内を見渡せる。お水取りで有名な場所である。
さきほどの石段を見下ろした図。
二月堂といえば、この常夜灯。
シンプルであたたかみのある形が美しい。
二月堂の周囲には奉納された絵が飾られている。これは軍鶏だろうか?
こちらは龍とウサギ。
軒にぶら下がる、青銅製の提灯もかっこいいのです。
ひとつずつ表情が違っているのが面白い。
同じようでいて、側面の格子などの模様が違っている。
サイズもちょっとずつ違うようだ。
凝った花模様のものもある。
角張った雪洞もある。八角形や四角形など幾何学的な形だらけである。
緑青が出ていて美しい。背後の御簾も風情がある。
二月堂から見下ろす。着物を着た人がこちらの写真を撮っていた。奈良と着物も似合うよね。
斜面と桜と瓦が良い塩梅。
二月堂の裏にあった手水鉢。さりげなく立派な菊である。
全景はこんな感じ。この菊は何日ぐらい保つのかなぁ。こまめに交換されてそうだ。
二月堂の北側から降りていく石畳の道。この道も風情があって、写真集が出ているほどだ。
有名な土壁。枯れて乾いたすてきな風合い。
人がまばらだったのも良かった。
降りて来たら、やっぱり鹿がいた。
少し葉桜だけれど、地面の芝のせいか、あまり見苦しくない。
写真には映っていないけれど、はらはらと花びらが散って美しかった。しだれ桜は色っぽいね。
これこそ満開と申せましょう。
ちょこっと歩いて興福寺にやってきた。相変わらずそそり立っている五重塔。左側は東金堂。
近寄って見てみたいものだが、疲れてきたのでこのあたりで堪忍。
振り返ったところ。左手前が中門跡、左奥が東金堂、真ん中ちょっと右が言わずもがなの五重塔。
美しい南円堂。もうお参りする元気は無いのよ〜。赤くて緑で韓国の景福宮を思い出す。
ちらりと三重塔。五重塔の威丈高な感じに比べるとちんまりしててかわいい。
猿沢池の手前から南円堂を振り返る。これにて観光は終了。おつかれさまでした。