8月9日、15NJから帰ってきたコースケ隊員を迎えに駅まで。本人も興奮状態が冷めていないようで、楽しかった様子。奈良5隊の皆さん、有難うございました。
川下りキャンプにぎりぎり間に合った新規購入テントを試しに張ってみる隊員たち。
シンプルな構造でかさばらないので、移動するキャンプには重宝しそうです。(舟に積んでいく予定で選びました)
13日18:00前。段取りの悪さから、準備に手間取り(いつものことですが…)集合時間20:00なのにまだこんな状態です。
F林さんとこの息子さんが所有しているカヌーをお借りして、カナディアン3艇、カヤック2艇、隊員6名、指導者4名の計10名での川下りキャンプとなります。
13日21:30。20:00集合が厳しかったので、隊員には21:00前くらいでいいと、夕方の解散時に言っておいたのですが、20:00過ぎから集まりだし、晩御飯もほとんど食べれないまま出発することに・・・。隊長から注意など聞きつつ、いよいよ出発することに。
見送りの保護者の皆様がた、大変長らくお待たせいたしました。
14日5:30。1:00ごろ田戸に到着したのですが、なんと、ぶち飛ばしてきたピカソ、エクストレイルよりも先にハイゼットが駐車場に止まっているのを目撃した時には四次元の世界に迷い込んだのか、とわが目を疑いました。同乗の隊員たちもビビっていました。こちらが七色ダム湖沿いにくねくね走っている間にカーナビが指示した山越えトンネルコースを走行、結果 我々の前を走っていたのでした。やっぱりナビは偉かった・・・。
車で仮眠(暑かったので、ドアを開けっぱなして寝ていたら朝方から通り雨があり、地面が濡れてます)後、朝食でエネルギー補給。さっそく準備作業に突入だ。 この時、このアリー811の姿が最後になるとは誰も想像すらしていませんでした。
コースケ隊員は、自分のフジタ アルピナ1を組み立て中。
いつものことながら、スタートの河原までの荷降ろしがしんどい。指導者3名が車を新宮方面へデポしに行っている間にスタート準備作業を終了しておかなければならない。
カヌー5艇、キャンプ装備、個人装備の他、18Lのポリタンク2個も含めて5往復はしました。すでに300m級の山を登頂した疲労度だ!
ひまなので試し漕ぎをする隊員たち。ちょっともやがかかっていい雰囲気だ。
いきなり泳ぎ始めて遊び始める隊員たち。さわやかな水の冷たさにあげた歓声が瀞峡の岩々に響きわたる。
9:30。 お盆休みの真っただ中で観光ジェット船が多そうなので8:00には出発したかったのだが、車回送組の指導者がなかなか帰ってこず、とうとう第1便の舟が到着。
10:00。予定より2時間ほど遅れていよいよ出発。天気もまあまあだし、水量もちょっと多い程度。
いよいよ岸を離れて流れに舟を漕ぎだす隊員たち。事前訓練で漕いだ小学校のプールとはまったく違う自然の中での緊張感と、ここ独特の空気の感じがたまりませんな~。最近パワースポットなどと呼ばれる場所があちこち紹介されていますが、ここの雰囲気はいつ来てもすごいものがあり、人間が作った建造物などとはレベルが違うように思う。
ジェット船の波を避けて待機するメンバー。
漕ぎだしたばかりで、なかなか調子がつかめず ちょっと差が開く。
またまたジェット船の到着。避難する間がなく近くを通ることもあるが、速度をゆるめる配慮をして下さるので大丈夫だ!。
水は透き通ってきれいだし、天気も曇りで暑くもなし。ただ、この瀞を抜けたすぐに1番目の瀬がある・・・。クリアーできるかちょっと不安。
通過途中の流れの中に鉄筋の残骸が突き出ていて、それをよけた後に待ち受けていた浅い岩に乗り上げ激沈した様子。皆で装備を回収、乗員も無事で準備を整え再出艇。
木津呂キャンプ場横の瀬も、ジェット船と遭遇せず何とかクリアーし、ここさえ抜ければ後は大丈夫と軽く考えていたのが甘かった…。
12:00前。野営予定地までは1時間もあれば到着できる。ということで、ちょっと休憩。
近くでは大きく見えるカヌーも、この自然の中では、はかなく思えるほど小さく写っています。 人間って大昔からこうして自然と対峙して生き抜いてきたんだな~。
と、感慨にふけっているのもつかの間、ジェット船の波攻撃に耐える隊員たち。
山側の岸には流れが直接あたって複雑な波が渦巻いている。舟から見ていれば何のこともない流れなのだが、実際泳ぐとなると大変ななことは想像ではわかっていたのだが・・・。
ときおりジェットバイクが爆走するものの、距離をとってくれているので音がうるさい他はそれほど問題もない。人力で漕いでいる小舟にとっての大敵はこの自然の流れだ。ボイルに舟のかじを取られ、側流をついついさかのぼる羽目に・・・。
16:30。野営予定地を変更。2キロほど手前の浜で昼食・夕食が同時の作業になってしまった。ちょっと手前の瀬を出たところで、アリー811が岩に張り付け状態になり浸水。水圧で舟が破損、装備も流されその回収作業に手間取り、こんな時間になってしまった。途中、指導者と隊員も溺れかかる事態になり緊迫感は一気に高まり、隊員も顔面蒼白状態だ。こんな何でもない場所に危険は潜んでいたとは・・・。装備はほぼ回収できたもののアリー811は回収不能で流失、この後のプログラムは協議することにしてとにかく飯を作って腹ごしらえすることに。
ビーバーが小枝を拾い集めるがごとく、流れた装備を追いかけて河原を激走し(鮎釣り師たちも不思議そうにながめていましたが、こっちはとにかく必死でまわりのことなど考える余裕がなかった)、何回も川を横断して泳いで回収したりと、目いっぱいの作業でへとへとに・・・。まあみんな無事だったことだし舟の破損・流失くらいで済んでほんとうによかった。最終的には諦めたけど舟の回収のためにゴムボートを貸して下さった鮎釣りのおとーさん、有難うございました。
装備の大半はびしょぬれ状態だったが、まだ時間が早かったので乾かすこともできた。ガスバーナーと集めてきた流木で飯の用意。
画面左端の上流付近が舟の張り付けの現場だ。見た感じ何のことはない穏やかな流れですが、瀬の終わり付近の流れが岩に当っていて本流との境目にエディーラインができていました(垂直方向に流れ込む渦が発生するところです)。こんな所へ舟を回収しに隊員1名と指導者3名が泳いでいったのでライフジャケットを着けてはいたものの川底に引きずり込まれて、もうちょっとで溺れるところでした。危ない、危ない。
水がすぐそばにあるのは助かります。炊具を片付けて、設営の準備だ!
19:30 流木でファイヤー。日も沈んで長かった1日の疲れをいやす。
隊員は数百m陸側の場所にテントを設営。指導者は装備類の置いてあるすぐ横でブルーシートタープを設置、ここで寝ることにする。
冷えた体も温まって緊張感もゆっくりとほぐれていく・・・。15日の川下りもメンバーをしぼって(基本、中学生隊員)コースも短縮して続行することに会議で決定後、就寝。が指導者4名のうち2名はなにも用意せずに寝たので恐怖の低温地獄に見舞われて熟睡できなかったようだ。去年の小口自然の家の体験があったのでフリース毛布だけは持参していて助かりました。
15日 6:30 朝食のサンドイッチもしっかり食べて、目的地を目指して出発準備。
朝礼では熊野に上る太陽に向かって敬礼だ! 昨日の失敗を反省しつつも前進あるのみだ。
ということで隊員2名と指導者1名がこの場に残り装備類の片付け作業を担当することに。今日は暑くなりそうだ。
川下り続行組を見送り、しばしの別れ。
本来野営する予定だった浜。陸から車も入ってこないし、流れも穏やかで本当に素晴らしい場所だ。テントを張っているカヌーツーリングのグループもいました。(漂流するアリー811を回収しようと試みて下さったことをブログに写真入りで書いていただいた方々か?)心配をかけて、すんませんでした。
9:00前 今頃熊野灘で捕陀洛渡海の旅をしていると思われたアリー811が竹筒の村の手前のくぼみの場所に浮かんでいるではないか! さっそくはずせるパーツを回収し持ち帰ることに。残ったフレームは又の機会に回収だ。こんなところに自然に流れ着くはずもなく、どなたかが危ないので岸に除けておいてくださったようだ。
川下り続行。が、あっという間に十津川との合流地点が目前に。
十津川と合流。ダムからの放流のために水量はいつもより多いし、笹にごり状態だ。透明度はぜんぜん違います。
10:30。 ジェット船発着場の前を通過。ちょっとだけ延長して三和大橋を越えてカヌーマラソンスタート地点の日足の役場前に上陸することに。
この時間なら新宮まで行けそうなどと隊員からも声が出るが予定通りここで終了することに。水量が1m近く多いしにごっているので、また沈したら後の作業が大変だ。昨日のこともあるし安全策で行くことに。指導者1名と隊員4名はこの場で舟の片付けと装備の監視してもらい回収の車を待つことに。
ということで、バスに乗って道の駅の駐車場にデポしておいたエクストレイルを回収。その足で新宮のハイゼットを取りに行くことに。
河口も近づき、悠然と流れる熊野川
13:40 割と速いタイムで朝の出発地点まで戻ってきました。 残留組と合流し装備の整理をしてもらう間に田戸に置いてあるピカソを取りに行くことに・・・。
田戸へ行く道を間違えてちょっと時間をロスりましたが、装備も無事積み込み、最後に汗を落としてから帰ることに。 ここまでの間、だらけて遊ぶ隊員に安田副長の激怒攻撃があったことは家に帰ってからコースケに聞きました)
直前に防水カメラ買っておいてよかった。
川を離れる前に岡本隊長の話。たった1泊2日の旅だったが皆たくましくいい顔つきになった・・・。ような気がするだけか?
最後に、時には火照った体をさましてくれ、また穏やかさの裏の自然の恐さも存分に味わせてくれた熊野川の大自然に弥栄を送って出発することに。
竹筒付近の169号辺りからの眺め。今日漕いできた川が眼下に横たわっている。
北山村の道の駅で休憩。バタバタしていて昼食を食べるのを忘れていたので、たこ焼きを購入して腹の足しにする、今日は村の盆踊りで人が集まりかけていました。なごやかないい雰囲気で、ゆっくりしたいところだが、すでに17:30。家まではたっぷり2時間はかかる。とっとと出発することに・・・。
かき氷で暑さを冷ます隊員たち。
北山村からはノンストップで橿原まで走り続け、20:00 帰着。 細かい装備の片づけは2日後にすることを決定して解散。
予定通りに新宮まで下ることはできなかったが、多くの事を体験、学ぶいい機会になった。机の上で学んでいても実際に体験してみないと役に立たないことが多い。まあ、初めからリスクと表裏一体のアウトドア活動を避けるという選択もあるにはあるが・・・。
お借りしたカヌーも長い旅を終え、元の倉庫に収めるために道を行きます。 この後すぐに団会議に突入・・・。長い1日はこの後も続いたのだった。